キャビンアテンダントの仕事内容とは?CAの魅力やお給料事情も解説!

CAお仕事

客室乗務員の仕事の内容を詳しく知りたい方へ

漠然とキャビンアテンダントってやってみたい!という気持ちがあるけれど自分にできるかどうかわからない。

憧れるけれど具体的にどんなことをやる仕事?自分に出来る?激務で大変っていわれるけれどその辺りどうなの?などと思っていませんか?

本記事では、エアラインスクールに通わないでエアライン5社1発合格した経験を持つ元国際線CAが、CAを目指す方にエアラインに合格する為に知っておきたいポイントをお伝えしていきます。

客室乗務員の仕事内容

客室乗務員の仕事内容は、その役割を知ると一番わかりやすいです。保安要員とサービス要員の二つは聞いたことがあるかもしれませんね。でも実は客室乗務員の役割は全部で三つあります。

客室乗務員の3つの役割
①保安要員
②サービス要員
③マーケティング要員

それを知る事によって、どのような仕事なのか?がわかってきますよ。

では、三つそれぞれ詳しく説明していきますね。

保安要員

客室乗務員の一番重要な役割は

 

「お客様を安全に目的地にお届けすること。」

 

保安要員とは機内の安全やセキュリティを守る役割です。この役目はどのエアラインも一番重要視をしている部分。この役割ができないと客室乗務員はつとまりません。

なぜなら機内では安全に関するマニュアル通りに対応することが求められるからです。

例えば、飛行機内での安全に関する器具が所定の位置にあり使える状態になっているかという確認や、ドアの開け閉め、火災や緊急着陸、急病人の対処法などのプロセスを一通り頭の中に入れ常に何が起きても冷静に対処出来るよう訓練します。

サービス要員

サービス要員とはまさに機内でお客様のサービスに関することを行います。いわゆるおもてなし関連。接客スキルなどが必要となります。

一般的にお客様として客室乗務員と接点を持つのがこの役割を通してなので想像しやすいですよね。例えばお食事やお飲み物のサービスや機内販売などまたお客様からのご質問や要望などまで機内でサービスに関する全般を担います。

マーケティング要員

マーケティングとは一言で言うと「売れる仕組み作り」。ですので、この役割はエアラインの売り上げに貢献する重要な役目です。

なぜなら客室乗務員はお客様と直接接点を持つので、客室乗務員のイメージ=そのエアラインのイメージとなりやすいからです。そのためエアラインの顔として非常に重要な役割を持っています。

日系エアラインでは、客室乗務員がお客様の声を拾って新しいサービスに繋げたりする活動を積極的に行っています。 

客室乗務員の休日など働きやすさは?

客室乗務員の休日

2種類あります。

有給休暇とフライト休暇。有給休暇は一般企業でもありますが、このフライト休暇は客室乗務員ならではのお休みです。

フライトスケジュールによってお休みが変わる。エアラインによっても違って来ますが、3泊4日のフライトですと中2~3日のお休みが入る事が多いです。日帰りですと3日間連続働いて2日休みなど、さまざまなパターンがあります。

また、お休みではないですが病欠などで乗務員に欠員が出た場合に当日呼ばれたりするスタンバイというスケジュールもあります。

これは、ある一定の時間拘束され呼ばれたら決められた時間内に空港に行ってフライトをしなくてはなりません。でもフライトがはいらなければそのあとはお休みとなります。結構呼ばれるか呼ばれないかドキドキなんです。

いわゆる地上で働く人達がお休みしているときが稼ぎ時。お正月やクリスマス、自分の誕生日でも仕事が入っていればフライトしなくてはならない。そこが辛いところでもあります。

外資系エアラインでは、何故かクリスマスイブなど特定の日に病欠が増えます(笑)

私がいたイギリスのエアラインでは、クリスマスの時ともう一日。いつだと思いますか?それは、ウィンブルドンの決勝戦の日。日本では考えられませんが、なんともイギリスらしいです。

CAの仕事はキツい?

仕事は、国際線ですと時差との戦いがありますし、国内線や近距離路線では一日に何度も離着陸を繰り返しますので身体に負担はかかりやすいのは事実。

CAの仕事は見るのとやるのでは大違い!”憧れ”だけでは絶対できません。

今後は、ますますスケジュールもタイトで厳しくなると思いますので”激務”に耐えられるだけの体力と精神力はやはり必須

CAに合格してCAライフを楽しむためには、相当の覚悟も必要なのです。

CAの収入はいくらくらい?

代表的なエアラインの基本給をまとめてみました。

 JAL(既卒)ANA(既卒)エミレーツ
月収(基本給)

初任給188,000円
上記に加え乗務手当あり。昇給・賞与あり。

大卒 月額180,319円(職務調整手当30,000円を含む、別途諸手当あり)

 

 

基本給AED4260   (約122,600円)

フライト手当込みAED9770(約280000円)

 

*2019年8月現在各エアラインのHP募集要項に掲載されていた金額です。

お給料は日系JALやANAは初任給が上記の通り。これにフライト手当が付いた物がお給料となります。

外資系代表としてエミレーツ航空を載せました。エミレーツは、ドバイベースで住居はドバイになります。

また、お給料と一緒に滞在先でのパーディアムやアローアンスと呼ばれる滞在費が支給されます。

CAの仕事の魅力

客室乗務員のメリットはたくさんあります。思いつくだけ挙げてみました!

◆普段出会わないようなセレブ、芸能人、VIPなどとご一緒する機会がある。
◆平日休みが多いので、お買い物などすいているときに出来る。
◆ステイ先で美味しいものを食べことができる。
◆女性が多い職場なので、出産や育児休暇などが手厚い
◆格安で飛行機に乗れるなどなど

私は外資系客室乗務員として17年間乗務してきました。その間、客室乗務員でなければ経験できなかったことをご紹介します。

旅行行き放題

なんといっても客室乗務員になるメリットは、エアラインにもよりますが航空チケットがものすごく安く手に入ること。

エアラインに勤めてる人の福利厚生として、ディスカウントチケットで簡単に飛行機で旅行などもできます!座席が空いていたら乗れるというシステムですが、かなり格安で乗れます。

雇用形態により自社便しか使えなかったりするエアラインもありますが、他社便も使えると世界中ほとんどどこでも行けます。

ヨーロッパの会社にいた頃、西ヨーロッパはだいたいどこもフライト2時間以内で行けちゃいます。ちょっと青山までみたいな感覚で、パリやミラノなんかに行けてしまうのです。

なのでフライトの合間に同期と一緒のフライトになったとき、ポールボキューズでランチをするためだけにリヨンに出かけたこともあります。ボキューズ氏自らテーブルを回って握手して下さったのは良い思い出です。ただ、行かれる際はコースではなくアラカルトがおすすめ。食べきれず楽しいランチが”食の修行”になってしまいますので(笑)

写真 Paul Bocuse/Lyon Tourisme et Congres

モナコのリゾート地で一日過ごしてとんぼ返りして次の日フライトして成田に帰ってくる。なんてこともしてました。

フライトの疲れをいやすためにでかけて地中海の海を見ながらシャンパンで乾杯するランチは、「食べること、飲むこと、笑いのある会話」が好きな私にとってこの上ない至福。この仕事をやっていてよかったなぁと思う瞬間です。

そうそう、こういったフライトの合間に飛行機を使って遊びに行くことを”高飛び”なんて言っておりました。(*いわゆる”高飛び”も、フライト前日にはホテルに戻るなどのルールがエアラインによってはありますし、CAの飲酒問題が一時話題になりましたが一定のフライト時間前から飲酒禁止という規則がありますのでそれに従って行動します。)

もし旅行がお好きでしたら、南米のペルーはオススメです。古代文明のマチュピチュ、パワースポットでもあるチチカカ湖、ナスカの地上絵など見るところ盛りだくさん。

ただ、南米は日本からだとアクセスが悪くて、24時間以上かかってしまうのと高度が高く高山病になりやすいので相当な体力が必要です。ですので、若いうちに行かれるのがオススメ。

ケニアのサファリツアーもマサイ族の方達との触れあいができ、非常におもしろかったですよ。

同期の中には、休暇でモアイで有名なイースター島に行った人もいます。本当は、南極まで行きたかったらしいですが、さすがに日数が合わず断念したそう。

ステイ中に、押し花アーティストの方にお稽古してもらったりする友人もいました。仕事を辞めてから、その技術を活かしてお稽古教室を開いています。

会社によっては、フライトのステイ中飛行機を使っての移動は禁止のところもありますし、24時間しか休憩がなく到着して次の日帰るというフライトスケジュールではここまでなかなかできませんが、ステイ先でも十分楽しめます。

それから、お買い物もセールの時期は楽しいです!日頃のストレスを発散できます。あっ!ただ乗務員のお買い物は一定金額以上になると税金申告が必要になりますので、その点は忘れずにお気をつけくださいね。

CAのデメリット

CAの魅力をお伝えしましたが、今度は逆のデメリットを挙げてみました。

◆お休みが一般の人達と違うためになかなか会うことができない
◆時差があったり、日に何度も離着陸を繰り返し身体に負担がかかる
◆フライトスケジュールがタイトで体力的にキツい
◆個性的な人が多いので、人によっては人間関係で苦労する
◆こんなはずではなかったと3年以内に辞めていく人多数

先ほどもお伝えしましたが、CAの仕事は激務で、実は客室乗務員はとても離職率の高い職業と言われています。

その理由として、入社前と入社後のギャップが大きすぎるというのも一因だと思います。

なのでもちろんきっかけは憧れから入っても良いのですが、しっかりと受験や入社前に客室乗務員の仕事の内容を理解することと、自分が客室乗務員の仕事を通して何をやりたいのかというポイントをしっかりと明確にしておくことが非常に大事です。

受験や入社前に客室乗務員の仕事の内容を理解することと、自分が客室乗務員の仕事を通して何をやりたいのか明確に!

CAに合格する人は?

キャビンアテンダントの仕事を目指す際、どういう人が合格するのか?も気になりますよね。CAに求められる資質から見ていきましょう

CAに求められる資質

まずは、先ほどお伝えした客室乗務員の3つの役割をすべて担える人が求められます。

◆保安要員⇒どのようなときでも冷静に対処できるかどうか?
◆サービス要員⇒お客様が喜ぶおもてなしができるかどうか?
◆マーケティング要員⇒そのエアラインのブランドイメージ(エアラインらしさ)に合っているか?

簡単にいうとこんな感じです。これらの役割を担える人が、客室乗務員として求められています。

接客業未経験でも大丈夫?

客室乗務員になりたいと思っても、接客業などをやったことがないから躊躇している方もいらっしゃると思います。

日系エアラインでは、未経験でも積極的に採用しています。その理由は、JALやANAなどのフルサービスキャリアなどは特に独自の”おもてなしのサービス”を身につけるトレーニングがしっかりと確立されているからです。

また、LCCなどでは、様々なお客様がご搭乗されるために多様性を重要視しています。ですので、接客業とは全然違う業種の方でもチャンスはあります。

一方外資系エアラインの場合仕事が、完全分業制なので、専門的な知識や経験やスキルを持った人が重視される傾向があります。日系エアラインから外資系エアラインに転職する方も多いです。

でも、だからといって未経験では外資系エアラインは無理なのか?といえばそうではありません。私も接客業未経験で外資系エアラインに入れましたから、どんどん積極的に受験してみてください!

やっぱり客室乗務員は英語を話せないとだめ?

客室乗務員にとって英語は必須。

外資系エアラインはもちろんですが、日系エアラインでも外国のお客様は今後ますます増えていきます。英語ができないと仕事をしていて、外国のお客様とコミュニケーションが取れないので結局自分が大変になってしまうんです。

だからといって、ネィティブのようにぺらぺら話す力があれば理想なのだと思いますが、そこまで要求されませんので安心してください。

じゃぁどれくらいの英語力が必要か?といいますと、たいてい募集要項に基準としてTOEICの点数がでています。それをクリアしていれば条件にあてはまりますので、応募資格はクリアできます。まず、以下の点を取得することを目指しましょう!

◆日系エアラインの場合TOEIC550~600
◆外資系エアラインの場合TOEIC550~700以上

どちらにしても、TOEICを持っていらっしゃらない方は550点以上できれば600点以上取得をめざしてがんばってくださいね。

CAについて具体的に知りたい!という方へ

ここまで、客室乗務員の仕事や特徴、向いている人などをお伝えしてきました。

なんとなく客室乗務員の仕事が漠然とした物から、具体的にイメージできるようになっていただいたら嬉しいです。

ここから先は、じゃぁ客室乗務員になるためにはどうしたらいいのか?ということを知る為の方法をお伝えしていきます。

雑誌「エアステージ」

日系エアライン、外資系エアラインの最新情報をしりたければこちらの雑誌。

客室乗務員を目指す人のバイブルと言われています。Amazonですと、バックナンバーなども買えます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?少しでも客室乗務員のお仕事がおわかり頂けたらうれしいです。客室乗務員の仕事は、確かに体力的には時差や一日何度も離着陸を繰り返さなくてはならないなど体力的にはとても厳しいです。

地上では経験できないチャンスにあふれています。キャビンアテンダントになりたい!と思ったらその時がチャンス!是非、その気持ちを大事に一歩前に踏み出してみてくださいね!